two stories town



食事場面、直江の知っている情報の開示。スペクターの上に位置する武田の存在をほのめかし、契約共犯関係成立。現在へ戻る。

(仮あらすじ)



《武田》がスペクターの上司、三井は調子に乗りすぎた挙句武田の機密(幻覚サボテンのマーケット)に偶然顔を突っ込んで敵対勢力(上杉)の名を出したため、高坂の手によって(独断で)消された。前日の呼び出しは、三井に対する餞のような、高坂の気まぐれと脅迫の意味。高耶は三井と吊るんで相棒格に見られていたために、双方取り潰そうという武田のもの。 武田と上杉の対立。武田側の手回しによるもの。 高坂が三井を殺したことについて、ボスは特に言及せず。どうでもいいと思っているから。

三井の検死結果から、《ペヨーテ》の砕片が出る。死亡時刻は3日の午前3:00から午前6;00。薬物反応は特に見られず、抵抗の後も特に見られず。右腿の傷は足止め。背中から心臓をグサリ。頭部の銃創は高耶に罪を着せるためのもの。《高坂が人を殺す時の癖で、直江サン犬波の嗅覚で高坂と予想(笑)》

掃除屋千秋は危険を察知して三井の死骸を置いてトンズラ、高さん嵌められる。
直江過去―高耶が所属していたチームと対立するチームの黒幕が直江の仇。
直江、一家惨殺の生き残り。犯人もまた親父の手により死亡。
現在に戻ったら、遠山康秀が殺されている。
話が動き出す。

直江が保護していると知った高坂さん、情報収集していた高耶さん拉致。高耶さん武田別宅に拉致られてピンチの時、直江が上杉組の助力嘆願へ。(高耶さん初期設定で:それなりに高耶を巻き込んでしまった負い目を持っている)長秀を介して高耶救助の手勢を欲しいと頼む。条件は(幻覚サボテンマーケット情報の提供)。これも長秀が武田に入り込んで集めた情報の一部。(ジャンキーを作る奴らは許せない、入り込めるのはペヨーテの純度を高めて欲しいと武田から依頼されたから)高耶の救助が確認された時点で、情報を流す算段。

中枢神経刺激剤でペヨーテに混ぜ物をした租悪品が下っ端の間に出回る(武田が上杉の勢力を削ぐための戦略)のに閉口、どうにか歯止めを掛けたいと思っていた。 上杉組配下色部(直江実綱に昔御目こぼししてもらった)のおかげで直江は橘家に養子縁組をした関係。ゆえに上杉に顔のつながりがある直江サン。

高耶さん、色仕掛けで(ポルノ映画館で、小便時にとなりから覗き込んでくる男のような目付きの)見張りを倒して脱走、高坂に見つかって危ないところ。ついでに単身侵入を果たした(長秀のバックアップ。別宅のセキュリティを麻痺させた)直江の登場で緊迫したところで、警察がなだれ込む。(一定時間に連絡がなければすぐ通報するように色部に頼んでいた)









そりゃモデルは「BANANA FISH」です。書いたのが2002年。

直江のキャラが壊れてますが、明るいノリにしたかったようです。なのでホモ色もけっこうあっけらかんとしてます。







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